Aya-mamaのワーキングマザーブログ

私が利用しているわーままサポートシステムをご紹介しながら、院内保育について、コメントしていきたいと思っています。

院内保育の運営についての課題

こんにちは!Aya-mamaです。


関西もいよいよ梅雨らしくなってきて、毎日ジメジメと体力を持っていかれる気候ですが、元気に頑張っていこうと思う今日この頃です。




さて、4回にわたり、去年のママMATEさん利用の経験談をお話させていただいたのですが、それによって浮かび上がってきた今後の課題点についてお話したいと思います。
課題点について大きくあげられるのは以下の3点です。


①院内での運営費用
②交通手段
③保育場所


①は経費と自己負担の兼ね合いがとても難しく、更に将来的にスタッフの待機児童問題にも対応したいと考えると、かなりの難問になってきます。
私の職場では、幸い理事長の理解と協力があり、1回あたり僅かな自己負担で
利用できるようにして頂いていますが、そうは言っても初年度予算が年間50万と限られており、預け先がない場合のスポット利用しかできない状況です。

待機児童問題をこの院内保育で代替しようとすると、週3日1日4時間の利用で児童一人あたり年間120万の費用がかかります。これでも保育士を一人雇うよりはるかに安いのですが、大きな負担になることは間違いありません。
メリットの多いシステムではありますが、この費用をどうするかが大きな問題点です。




②は当院は最寄駅から、かなり離れているということ、うちのスタッフはかなり遠方から出勤している者が多いという問題です。預けるために、小さな子どもを長時間車に乗せて連れてくるには、子ども自身にも、私たちにも大きな負担になります。ママMATEさんは、お願いすれば自宅にも来ていただけますが、個人の負担が大きくなり、結局給料を
頂くメリットはほとんどなくなります。



最後の③は保育していただく子供が1人や2人なら現在のスタッフルームでも充分ですが、今後人数が増えてくると、スタッフルームだけでは不十分だという問題です。
他に部屋を借りるとなると追加の家賃、職場との距離など新たな問題が発生します。
つまり、自助努力や企業単体の福利厚生で待機児童問題に正面から向き合おうとしても
大企業以外では難しいというのが現状です。


待機児童問題が社会全体が向き合う深刻な問題であることは、当事者として今この問題に
直面した方なら切実にわかる問題ですが、こうしてブログで発信させて頂く事で、今当事者以外の方についても、一人でも多くの方の理解が得られ、問題の解消につながることを切実に願っています。